■ 心からの感謝に替えて
去る11月8日、小雨が降る中、第48回芝学園同窓会大会は予定通り開催されました。今年は芝学園発祥の地でもある増上寺および芝学園講堂にて同窓生、学校関係者、増上寺関係者、生徒・保護者など数多くの方々のご協力により盛大に開催されました。参加者総数は400名を越え、初めての試みであった増上寺開催に加え、ギター部創部50周年の記念演奏会、徳川宗家十八代当主徳川恒孝氏のご講演など盛りだくさんの「催し」と「宴」を「結び」というテーマの下、皆様に楽しんでいただけたのではないかと思っています。もちろん雨バージョンに加え、前例の無い場所での開催ということで、不手際も数多くあったと思いますが、実行委員の1年半に亘る努力と挑戦の意気に免じてご容赦いただければ幸いです。
1年半前に遡りますが、第一回の実行委員会が開かれたのは、2014年4月8日です。従来開催場所はホテルか学校かの2者択一という構図でしたが、それぞれに長所、短所があり議論を重ねていくうちに第3の開催場所ということで増上寺が浮上してきました。果たして開催が可能なのか?また、どの施設を借りられるのかなど何度も増上寺側と交渉を重ねていきましたが、窓口が芝の卒業生ということもあり、多大なご協力を得ることが出来開催に漕ぎ着けることが出来ました。本当に感謝で一杯です。
講堂でのギター部創部50周年の演奏会も学校側、生徒、保護者などのご協力を得て盛大に開催され、徳川様のご講演についても大変お忙しい中、芝学園同窓会のために時間を割いていただき、こちらも大変感謝しています。今回のテーマでもある「結び」が一つ一つ現れていく様は、大変不思議な縁を感じずにはいられません。芝学園で結ばれた縁がこのように大きく広がっていったのも正しく同窓生、学校、増上寺、生徒・保護者等のお陰と感謝に堪えません。
最後になりますが、何といっても5の期の先輩、後輩、仲間たちへの感謝は忘れることが出来ません。そして有形無形のご援助をいただいたすべての方々に心からの感謝の気持ちを込めて厚く御礼申しあげます。
最後の残務処理が終われば、私どもの実行委員会は解散致します。来年、49回の同窓会大会を開催される6の期の方々に熱いエールをさしあげるとともに、愛すべき母校芝学園の弥栄を、心から祈ります。
2015年11月27日
第48回同窓会大会実行委員長 石綿金之助(65回)