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■ 頑張っています!!同窓生 (第二回) 土ヶ内美明氏(62回) 今回は土佐の高知で料亭旅館「臨水」を経営している土ヶ内美明先輩(62回)を尋ねて来ましたので、その元気な様子をご紹介いたします。(文責65回三浦 尚城) まずは皆さんご存知だとは思いますが、土佐の高知のご紹介です。 何といっても国民的ヒーロー坂本龍馬の生誕地なのです。(高知城下本丁筋1丁目,現在の高知市上町1丁目上町病院前に,誕生地の碑は建っています) (*1)高知県の青年有志が募金活動を行い,当時の金額にして2万5千円を集め建立。昭和3年5月27日午後2時,除幕式を行い姿を現した龍馬像。和服姿に懐手,ブーツ姿の龍馬は,はるか太平洋の彼方を見つめています。像の高さは5.3m,台座を含めた総高は13.5m。毎年龍馬の誕生日であり命日でもある11月15日を挟み,約2カ月間,龍馬像の横に展望台を設置し,龍馬と同じ目線で太平洋を眺めることができます。 観光地としても高知城、はりまや橋、桂浜、よさこい祭りなど、また、食べ物はかつおのたたきに刺身と酒盗、皿鉢料理、田舎寿司そして何と言っても高知の地酒です。その酒を楽しむ酒文化が発達しているのが土佐の高知なのです。 ◯ 箸拳(はしけん) ◯ 可杯(べくはい) ◯ 菊の花(きくのはな)
そうです。この三代目美人女将が土ヶ内先輩の奥様です。(HPをご覧ください) 初代女将の苦労は昭和62年9月に高知新聞社から発行された「土佐のれん物語」(土佐のあきない風土記)に載っていますので是非ご覧ください。 さて、旅館の中へ一歩足を踏み入れるとタイムスリップしたような錯覚に捉われます。 坂本龍馬や武市半平太、板垣退助とすれ違っても違和感のない空間がそこにあります。 以前は土佐藩主山内家の敷地の一部というだけあって、目の前に鏡川が広がり、部屋からの眺めは申し分ありません。 今ではもう建てられないであろうという木造の粋を凝らした建物は威厳があり、特に「思い出の間」(https://rinsui.co.jp/rooms/03.html)は一見の価値があります。 お料理はもちろん土佐の美味が満載でどれをいただいても満足のいくものばかりです。 カツオのたたきは言うに及ばず、チャンバラ貝やウツボのたたきが美味しかったのには驚きました。皿鉢料理もどれから手を付けていいか迷ってしまいます。
しかし、今回最高だったのは天然のうなぎの蒲焼と白焼きです。これは土ヶ内先輩のご好意で自分用に捕獲した天然うなぎを出していただきました。
今回登場していただいた土ヶ内 美明先輩(62回)の経歴は異色です。 鏡川に架かる橋3つ分までは俺の漁場だとうなぎの仕掛けを200近く川底に沈めているから驚きです。気が向くと仕掛けを上げに行ってうなぎを獲って来るそうです。うなぎに寝床を提供しているので、家賃をもらいに行くんだとのことでした。 気が付くと、もうすっかり夜も更けていい気持ちになっていました。 さて、土ヶ内先輩をご紹介した以上、三代目女将の土ヶ内美智子さんに登場していただかなければなりません。現在、高知商工会議所女性会の会長を務める傍ら「臨水」の女将として、文字通り八面六臂の大活躍をしています。 翌朝朝風呂をいただいてから朝食のため1階の部屋に入るともうすでに土ヶ内先輩が待っていました。朝から酒という訳にもいきませんが、一緒に朝食をいただきました。この朝食がまた驚きです。土ヶ内先輩曰く「日本一の朝食」が目の前に用意されていました。私達のために特別に用意していただいたのかと思いきや、すべてのお客様も同じ料理です。 朝からすき焼きにお刺身、焼き魚(メヒカリ、ヒイラギ、沖ウルメ)三種、だし巻きたまご、シラス、香の物、シジミのお味噌汁に果物と豪華な朝食に舌鼓を打つと昨日の酒はあっという間に抜けていきます。 高知へ来たら「臨水」これは外せません。元気な先輩が待っていますよ。 ◯ 土ヶ内氏から一言 ◯ こんにちは!土ヶ内美明です。 卒業して何十年も経ちますが、「東京都港区芝の芝学園」は私にとって永遠に誇りです。親父がまだ元気で赤坂にいますが、ラッキーというラブラドールもどきのとても大人しいのですが、他人の言うことをあまり聞かない犬を飼っているので、上京もままなりません。 「臨水」は、建築に興味のある方でしたら絶対に見ごたえのある建物なので、皆さん是非泊まりに来て下さい。都会に住んでいる人には堪らない、美味しい野菜や魚がありますよ。お待ちしています。 |
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